国道168号「本宮道路」31日午後3時に全通

2013年03月27日 15時43分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 経済

和歌山県が建設を進めてきた国道168号「本宮(ほんぐう)道路」のおよそ2・7キロが完成し、今月(3月)31日の午後3時から通行できるようになります。

新宮(しんぐう)市から奈良県五條(ごじょう)市までの全長およそ130キロを結ぶ「五條新宮道路」の一部で、開通により、地元住民や観光客のアクセス向上のほか、災害時の緊急輸送路としての役割などが期待されます。

今回開通したのは、田辺(たなべ)市本宮町(ほんぐうちょう)の大居(おおい)と切畑(きりはた)までの全長およそ2・7キロに及ぶ、両端に歩道が整備された幅およそ3・5メートルの片側1車線の高規格道路です。

熊野川沿いに2つのトンネルと2つの高架橋を整備し、カーブの多かった旧道よりもおよそ1キロ短縮され、対向が困難だった大型車両も通れるようになります。さらに、災害時などの緊急輸送路としても期待されています。

県では、2004年度(平成16年度)に開通した奈良県境から土河屋の区間を含み、およそ124億円をかけて整備し、このたび完成しました。

県と田辺市は、今月31日の午前10時から本宮町大居で開通式典を主催し、そのあと午後3時から一般車両などの通行が出来るようになります。

ところで、本宮道路北側の土河屋トンネルでは、側壁や天井に長さおよそ30メートルにわたってひび割れが見つかり、去年(2012年)7月から通行止めが続いていて、旧道がう回路になっています。

県で引き続き原因の調査を行っていますが、復旧のメドは立っていません。

県・道路建設課では「今後、梅雨など雨の多い時期に状況がどうなるのか見極めが必要だ」と説明しています。