メタンハイドレートの兆しか・泡の存在を串本沖で確認(写真付き)

2013年11月27日 13時27分 ニュース, 政治, 経済

紀伊半島沖の海底に存在するとされる、石油に変わる新しい燃料資源「メタンハイドレート」の本格調査を行っている和歌山県は、きのう(26日)串本町潮岬(くしもとちょう・しおのみさき)沖の深さおよそ1700メートルの海中で、メタンハイドレートの目印となる泡の存在を確認しました。

探知機で確認された泡を示す画面(11月26日・撮影 和歌山県)

魚群探知機で確認された泡を示す画面(11月26日・撮影 和歌山県)

メタンハイドレートは、メタンなどの天然ガスが水と結合してできた固体の結晶で、ガスを固体の状態で大量に蓄えられることから、石油に代わる燃料資源として注目され、日本では、日本海やオホーツク海のほか、紀伊半島沖でも存在する可能性があるとして、県はことし(2013年)1月に枯木灘沖で予備調査、そして、きのう(26日)からは、串本沖で本格調査を始めました。

きのう(26日)串本漁港を出港した県の漁業調査船「きのくに」には、前回の予備調査と同じく、株式会社独立総合研究所の青山千春(あおやま・ちはる)博士が乗り込み、新しい魚群探知機を使って調査したところ、潮岬から南へおよそ15キロ沖の深さおよそ1700メートルの海中で、メタンハイドレートの目印となる泡の存在が確認されました。

県ではメタンハイドレートの存在する可能性が高いと期待しています。

また和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事も、けさ(27日)の定例記者会見で「大変喜んでいます」と述べ、期待感を示しました。

県では、きょう(27日)も引き続き潮岬沖の海域で調査を行っていて、この調査をもとに、来年(2014年)1月下旬にも潮岬沖で詳しい調査を続ける予定です。