田中理恵選手が引退へ

2013年12月16日 19時03分 ニュース, 社会

体操のロンドンオリンピック日本代表で、2010年の世界選手権で、日本の女子で初めてエレガンス賞を受賞した和歌山県出身の田中理恵(たなか・りえ)選手26歳が現役を引退することが、きょう(16日)、関係者の話でわかりました。

田中理恵選手は、和歌山北高校を経て日本体育大学で頭角を現し、美しい体操を武器に、個人総合で争われた去年(2012年)の全日本選手権とNHK杯で初優勝しました。

ロンドンオリンピックでは、兄の和仁(かずひと)選手、弟の祐典(ゆうすけ)選手と、日本の体操史上初となる3きょうだいでの出場を果たしました。

理恵選手は女子の主将を務めた団体総合で8位入賞に貢献したほか、個人総合では16位でした。

そしてことしは2020年夏のオリンピックの東京への招致活動にアスリート代表として参加し、6月の招致プレゼンテーションや、9月の開催都市決定直前の記者会見に登壇し、東京の魅力を英語でスピーチしました。

また、再来年(2015年)の国体開催に合わせて「紀州っ子かがやきエクササイズダンス」の振り付けを担当するなど、県内のスポーツ振興にも取り組んでいます。

理恵選手は、今シーズン休養する要因となった持病の腰痛が治らず、引退を決意しました。

今後は、体操の普及や後進の指導に取り組む考えで、スポーツキャスターへの転身にも興味を示し、近く記者会見を開く予定です。