由良町白崎沖でシラス漁船と貨物船衝突・2人死亡

2014年01月17日 19時06分 ニュース, 事件・事故・裁判, 交通, 社会

けさ(17日)由良町(ゆらちょう)沖の紀伊水道でシラス漁をしていた漁船2隻と貨物船が接触する事故があり、漁船に乗っていた男性3人が海に投げ出され、このうち2人が死亡しました。

きょう(17日)午前8時ごろ、由良町白崎(しらさき)で網を引っ張ってシラス漁をしていた漁船2隻と貨物船が接触し、漁船に乗っていた広川町(ひろがわちょう)の男性3人が海に投げ出されました。

3人は救助されましたが、このうち住山治幸(すみやま・はるゆき)さん54歳と、徳田和彦(とくだ・かずひこ)さん61歳の2人が死亡し、一緒に投げ出された住山さんの息子の正洋(まさひろ)さん28歳が病院で手当を受けています。住山さんの自宅には近所の人が駆けつけ、心配そうな表情を見せていました。

近くに住む男性は「とにかく船が好きで、シラス漁一本の真面目な人だった」と話していました。

また、事故を聞いて駆けつけた、住山さんが中学の頃にテニスを教えたという男性は「住山さんの祖父の代から広川でシラス漁にいそしみ、仕事一筋の人で、テニスも真面目に取り組んでいた」と話していました。

和歌山海上保安部によりますと、漁船は湯浅町(ゆあさちょう)の湯浅湾漁協に所属し、いずれも総トン数が10トン、2隻がひとつの網を引っ張りながら、連なって漁をしていました。

一方、貨物船は、香川県土庄町(とのしょうちょう)のよつみ海運所属の「神力丸(しんりきまる)」499トンで、鋼材を積んで、名古屋市から兵庫県尼崎市(あまがさきし)に向かう途中でした。

貨物船の乗組員は、漁船の網が貨物船のスクリューにからまったと話しているということで、和歌山海上保安部は、漁船が網に強く引っ張られて転覆したとみて調べています。

現場は、由良町にある白崎海洋公園の西3キロの沖合です。