重症熱性血小板減少症候群 和県内で初の確認

2014年06月20日 18時11分 ニュース, 社会

和歌山県はきょう(6/20)、日高郡内の70歳代の女性が、マダニが媒介するウイルス性の感染症「重症熱性血小板減少症候群」に感染したと発表しました。この感染症が和歌山県内で確認されたのは初めてです。

県健康推進課によりますと、この女性は、今月10日に下痢や発熱、食欲不振などを訴え、病院で受診した際、診察した医師がマダニにかまれていることを知り、県と国の機関で詳しい検査を行いました。

その結果、血小板や白血球が減少していて、「重症熱性血小板減少症候群」に感染していることがわかりました。

この感染症が県内で確認されたのは、これが初めてで、女性は入院しているものの、回復傾向にあるということです。

国立感染症研究所によりますと、「重症熱性血小板減少症候群」は、届け出ることが義務づけられた去年3月以降、宮崎県や愛媛県など全国14の県で、今月4日までに、61人の感染が確認されていて、このうち、22人が死亡しています。

県健康推進課では、マダニが生息している草むらや薮で農作業やキャンプなどをする場合には、肌の露出が少ない服を着るようにして、作業をした後は入浴し、マダニにかまれていないか確認するよう呼びかけています。

また、「マダニにかまれた時には、無理に引き抜こうとすると、ダニの一部が体に残って化膿する場合もある」として、すぐに医療機関を受診するよう注意を呼びかけています。