串本沖で貨物船火災、消火作業つづく(写真付)

2014年06月22日 19時08分 ニュース, 交通, 防災

きょう(22日)早朝、串本町大島の北東海上を、中国に向かっていたカンボジアの貨物船で、積み荷から火災が発生したと通報がありました。貨物船は、現在、新宮港近くに停泊し、消火活動が続けられています。ケガ人や油の流出はありません。

火災貨物船に冷却放水する巡視船(串本海上保安署提供)

火災貨物船に冷却放水する巡視船(串本海上保安署提供)

きょう午前5時半ごろ、串本町大島の北東およそ18キロの海上を中国の海門(ハイメン)に向け航行していた、カンボジアの貨物船「プラチナム」号1805トンから、積み荷のスチールスクラップから火災が発生したと、国際無線を通じて、神戸市の第5管区海上保安本部に連絡がありました。

このため、串本海上保安署から巡視船が出て、警戒しながら伴走して、プラチナム号を新宮港へ誘導、錨(いかり)を降ろさせました。海上保安署によりますと、船から炎は上がっていませんが、依然として、貨物倉(かもつぐら)から白煙が立ち上っているため、巡視船や貨物船の乗組員が、冷却放水を続けています。

白煙が上がる貨物船(左)と巡視船(串本海上保安署提供)

白煙が上がる貨物船(左)と巡視船(串本海上保安署提供)

また、この作業に伴い、海上保安庁では、新宮港周辺を航行する船舶に注意を呼びかけています。

現場では、午後5時前になって、横浜市の第3管区海上保安本部所属の特殊救難隊など海上保安官8人が貨物船に乗り込み、火災の状況確認などを行っています。貨物船には、スチールスクラップ1300トンが積まれ、中国人11人が乗船したままですが、ケガ人や油の流出などはないということです。