県・南海本線の和歌山駅引き込み「積極的に取り組む」

2014年09月16日 18時59分 ニュース, 交通, 政治, 社会

和歌山県は、県都・和歌山市の都市機能をコンパクトに集約する構想に関連して、南海電鉄本線をJR和歌山駅まで引き込む案について「経費面で課題は多いが、実現に向け積極的に取組む」という考えを明らかにしました。

これは、きょう(16日)行われた9月定例和歌山県議会の一般質問で、改新クラブの浦口高典(うらぐち・こうてん)議員の質問に対して、県の野田寬芳(のだ・ひろよし)企画部長が答弁したものです。

浦口議員は、県の人口減少や高齢化が進む中、JR和歌山駅を中心とするコンパクトシティ化を進める必要性を訴え、現在、和歌山市駅に乗り入れている南海電鉄本線を、JR和歌山駅まで引き込む案を提言しました。

これに対して、野田企画部長は「南海本線の乗り入れが出来れば、南海加太線(かだせん)や、わかやま電鐵貴志川線(きしがわせん)の相互乗り入れも可能となり、利便性が向上してコンパクトなまちづくりに役立つ。県としては、鉄道事業者に強く働きかけて、相互乗り入れを実現するための勉強会の設置を準備している」と述べたうえで「保安設備やプラットホームの改良など、経費面で課題は多いが、実現に向け積極的に取組む」と答弁しました。

きょうはこのほか、自民党県議団の服部一(はっとり・はじめ)議員が、かき・もも研究所の移転などについて、共産党県議団の高田由一(たかだ・よしかず)議員が、来月行われる県の防災訓練に在日アメリカ軍のオスプレイが参加することについて、それに自民党県議団の鈴木太雄(すずき・たいゆう)議員が、中国で展開するトップセールスへの知事の思いと今後の取り組みなどについて、それぞれ質問しました。

和歌山放送ラジオでは、きょうの県議会一般質問の模様を、午後10時から録音ダイジェストでお伝えします。