和歌山市職員が酒気帯びで検挙・報告遅れも停職3か月(写真付)

2016年07月08日 20時42分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

ことし(2016年)3月、和歌山市職員の54歳の男性が、自宅近くで酒気帯び運転で検挙され、免許取り消しと罰金30万円の処分を受けたとして、和歌山市は、きょう(8日)付けで、この職員を停職3か月の懲戒処分にしました。

処分を発表する細井人事課長ら(7月8日・和歌山市役所)

停職処分となったのは、和歌山市市民環境局の班長を務めている54歳の男性職員です。

和歌山市人事課によりますと、この班長は、ことし3月12日のよる、仕事帰りにJR和歌山駅近くの居酒屋で ビールや日本酒、ワインなどを飲んで、運転代行業者を利用して和歌山市内の自宅に戻りましたが、翌13日の午前0時すぎ、家族から食料品の買い物を頼まれていたことを思い出し、自家用車で和歌山市善明寺(ぜんみょうじ)付近を運転中、パトロール中の和歌山北警察署員に呼び止められ、呼気1リットルあたり0・32グラムのアルコールが検出され、検挙されました。

和歌山市は地方公務員法の信用失墜行為にあたるとして、きょう付けで停職3か月の懲戒処分としました。

ところが、和歌山市によりますと、この男性職員は、検挙後5日経った3月18日にようやく人事課の相談員に報告していました。

報告が遅れた理由についてこの班長は「仕事が多忙で上司の不在も重なった」と釈明していて、和歌山市人事課の細井隆司(ほそい・たかし)課長は「従前から、全職員にこのような場合は所属長へ速やかに報告するよう通達していたが、市の倫理規定には定められていなかった。今後は報告が遅れた場合の処分の厳格化も検討したい」と話し、倫理規定を見直す考えを示しました。