アグリビジネス公開講座 はじめて開く(写真付)

2016年07月08日 20時42分 社会

農業のビジネス展開に成功した経営者らが講演する「アグリビジネス公開講座」がきょう(8日)かつらぎ町の和歌山県農業大学校ではじめて開かれました。第1回アグリビジネス公開講座

これは、県・農業大学校が「儲かる農業」を多くの人に知ってもらおうと、農業ビジネスの第一線で活躍する講師を招いて開く公開講座で、きょうは農業大学校の生徒や一般の参加者らあわせておよそ80人が聴講に訪れました。

きょう午前10時すぎから行われた第1回講座では有田みかんのブランド化や地位の雇用拡大で2014年度の農林水産大臣賞を受賞した有田市の株式会社早和(そうわ)果樹園の秋竹新吾(あきたけ・しんご)社長が「農業の6次産業化による地域活性化への挑戦」と題して講演しました。

講演する秋竹新吾社長

講演する秋竹新吾社長

この中で秋竹社長は、スマートフォンを使って栽培の内容を部内で共有する農業システムや、社員自らが試飲や販売を行うことで商品開発やモチベーションの向上につなげること、人材育成への考え方を紹介しました。

また、「人・モノ・カネ・情報といった経営資源のバランスが整わないと利益を生むことはできない」と指摘し、「土台ができたばかりで成長はこれから。会社が成長することが地域貢献につながる」と話していました。

参加した、木村隆志(きむら・たかし)さん30歳は「クオリティを保つことの難しさと規模の拡大、維持について教えてもらい参考になった」と感想を話していました。

県・農業大学校の「アグリビジネス公開講座」は11月まで月に1度の割合であわせて5回開かれます。