部下に拳銃突きつけた警察官を懲戒処分、送致も

2016年10月31日 20時40分 ニュース, 事件・事故・裁判

和歌山県警察本部は、きょう(31日)部下に拳銃を突き付けたとして有田警察署の36歳の男性警部補を停職6か月の懲戒処分にし、あす(1日)銃刀法違反の罪で書類送検する方針であることを発表しました。警部補はきょう付けで依願退職しました。

県警・警務部監察課によりますと、有田警察署の地域課に勤務する36歳の男性警部補は、ことし4月から7月までの勤務時間中、署内の会議室や廊下、駐車場などで、20代から30代の男性巡査部長らあわせて5人に、6回にわたり実弾が装てんされた回転式の拳銃を突き付けました。いずれも会話中に突然拳銃を取り出し、相手の右わき腹に突き付けたり数メートル離れた距離から銃口を向けたということです。

ことし7月、被害をうけた署員が上司に報告して発覚したもので、県警はきょう付で、男性警部補を停職6か月の懲戒処分にするとともに、防犯カメラの映像などで事実確認ができた4件については、あす、拳銃加重(かちょう)所持の銃刀法違反の罪で書類送検することにしています。

男性警部補は「悪ふざけでやった。相手や組織全体に謝罪してもしきれない」と事実関係を認めていて、きょう付で依願退職しました。

県警の南惠一(みなみ・けいいち)主席監察官は「けん銃の携帯を許された警察官として、県民の信頼を裏切る行為であり誠に遺憾です。指導を一層強化します」とコメントしています。