小5刺殺事件の裁判員裁判・初公判は3月6日

2016年12月09日 20時40分 ニュース, 事件・事故・裁判

紀の川市の空き地で去年(2015年)2月、小学5年生の男の子が刺殺された事件で、和歌山地方裁判所はきょう(9日)殺人の罪に問われた和歌山市の無職・中村桜洲(なかむら・おうしゅう)被告24歳の裁判員裁判を来年(2017年)3月6日に開くことを明らかにしました。

これは、きょう和歌山地方裁判所で行われた公判前整理手続きで決まったもので、公判は3月28日の判決言い渡しを含めてあわせて7回行われる予定です。裁判では被告の事件当時の責任能力や量刑が争点になるとみられ、今後も検察や弁護側と裁判所による詰めの協議が続けられます。

起訴状によりますと、中村被告は去年2月5日、紀の川市後田(しれだ)の空き地で、小学5年生だった森田都史(もりた・とし)君、当時11歳の胸をなたのような刃物で突き刺すなどして殺害したとされています。

捜査関係者によりますと、中村被告は捜査段階で森田君について「以前から知っていた。からかわれた」と供述していて、警察は中村被告の自宅から刃物3本を押収し、うち1本から森田君のDNA型と一致する微量の血液反応が検出されました。取り調べ中には意味不明な内容をつぶやくこともあり、和歌山地方検察庁は去年2月からおよそ4カ月間の鑑定留置を行い、刑事責任能力があると判断して殺人などの罪で起訴しました。