ICOCA利用駅が拡大 JR紀伊田辺駅で記念セレモニー(写真付)

2016年12月17日 14時06分 ニュース, 交通, 社会, 経済

JR西日本が発行するICカード乗車券「ICOCA(イコカ)」を利用できる駅が、県内の特急くろしお号の停車駅に拡大され、きょう(12/17)田辺市のJR紀伊田辺駅で利用開始を祝うセレモニーが行われました。

テープカットの様子(JR紀伊田辺駅コンコースで)

テープカットの様子(JR紀伊田辺駅コンコースで)

「ICOCA」は、累計発行1300万枚を超えるJR西日本のIC乗車券で、改札機にタッチするだけで乗車できるほか、飲食店やコンビニなどでの買い物に使用できます。

JR西日本和歌山支社によりますと、これまで「ICOCA」が利用できるのは、県内では海南駅まででしたが、紀南を訪れた観光客の「ICOCAが使えず不便だ」という声に応えて利用できる駅を拡大しました。きょうから新たに「ICOCA」が利用できるようになったのは、箕島、御坊、紀伊田辺、白浜、新宮など特急くろしお号が停車する13の駅で、このうち古座と太地を除く11の駅では「ICOCA」カードを購入できます。また、古座と太地を含めて、すべての駅で現金をカードにチャージすることができます。

きょう午前10時から、JR紀伊田辺駅・中央コンコースで行われたセレモニーでは、JR西日本和歌山支社の伊藤義彦(いとう・よしひこ)支社長が挨拶し「県内では、去年のわかやま国体を契機に、海南駅まで利用できるようになりましたが、今回、さらに多くのお客様にご利用いただけるようになりました。これからも、JR西日本が、皆様に愛される鉄道になれるよう、全力で取り組みます」と誓いを立てていました。

挨拶するJR西日本和歌山支社の伊藤支社長

挨拶するJR西日本和歌山支社の伊藤支社長

また、来賓として挨拶した紀勢本線活性化促進協議会の会長で、那智勝浦町の寺本眞一(てらもと・しんいち)町長は「これまで協議会として要望してきたことの1つとして、ICOCAの利用拡大が実現したことは、沿線住民にとって大変喜ばしいこと。これからも私たちのふるさとは、鉄道の恩恵を受けていかならないので、技術革新が進む中、紀勢本線にもいろいろと導入していただきたい」と訴えました。

セレモニーでは、関係者によるテープカットのあと、駅員の制服を着た地元・田辺市在住の小学生3人が、IC改札機の除幕式に臨み、実際に「ICOCA」をタッチして改札口を通りました。

IC改札機の除幕をする3人の小学生

IC改札機の除幕をする3人の小学生

また紀伊田辺駅には「ICOCA」のマスコットキャラクター、カモノハシの「イコちゃん」も登場して式典を盛り上げました。

ICOCA体験も

ICOCA体験も

紀伊田辺駅を訪れたみなべ町の東香衣(ひがし・かえ)さん32歳は「7年前まで大阪に住んでいたので、よくICOCAを利用していました。こちらに嫁いでからは、駅にIC改札がありませんでしたが、これで便利になります。子育て世代としては、小銭を出さずに利用できるのがありがたく、できれば特急の停車駅以外もつけてほしい」と話していました。