イルカの生け簀が切られる 太地町で2010年以来

2017年01月04日 19時27分 ニュース


きょう(1/4)午前、太地町にあるイルカの生け簀で網が何者かに切られる事件があり、新宮警察署が、器物損壊の疑いで捜査しています。

きょう午前7時半頃、イルカの飼育や調教を手掛ける有限会社ドルフィン・ベェイスが所有する太地町森浦の生け簀を確認に来たこの会社の飼育員が、生け簀の外でイルカが泳いでいるのを見つけ、確認したところ、網の一部が切られていることがわかりました。

警察によりますと、網が切られていたのは、9つある生け簀のうちの2つで、この2つの生け簀には、あわせて7頭のイルカが飼育されていましたが、このうち、4頭が網の外に出ていました。

その後、飼育員の吹いた笛に反応して2頭は元に戻りましたが、残りの2頭の行方がわからなくなっています。

飼育員は、去年12月30日の午後5時頃、海に潜って網に異常がないかを確認していたものの、それ以降は、毎日、エサを与える際、イルカが生け簀内にいることを地上から確認するだけだったということです。

飼育されていたイルカは、一定の調教を行った後、水族館などに販売されることになっています。

太地町では、2010年9月にもイルカの入った生け簀の網が切られる事件がありましたが、そのときは、事件後に、オランダの動物保護団体が犯行声明を出しています。