2017新春和歌山県出身国会議員座談会 和市のホテルで初開催(写真付)

2017年01月07日 18時05分 ニュース, 政治, 社会, 経済


与党幹事長や現職大臣を含む和歌山県選出の衆参国会議員が一堂に顔を揃え、県政や国政について意見を交わす、和歌山放送新春恒例の「国会議員座談会」が、きょう(1/7)午後1時半から、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で開かれ、2時間にわたって公開生放送されました。和歌山放送の国会議員座談会がホテルで公開で行われたのは今回が初めてです。

座談会の様子(和歌山市・ホテルアバローム紀の国)

座談会に出席したのは、衆議院和歌山2区選出の石田真敏(いしだ・まさとし)氏、衆議院和歌山3区選出で自民党幹事長の二階俊博(にかい・としひろ)氏、参議院和歌山県選挙区選出で内閣府特命担当大臣の鶴保庸介(つるほ・ようすけ)氏、それに、衆議院近畿比例選出の門博文(かど・ひろふみ)氏の自民党の衆参国会議員あわせて4人です。

衆議院和歌山1区選出で民進党の岸本周平(きしもと・しゅうへい)代議士と、参議院和歌山県選挙区選出で自民党の世耕弘成(せこう・ひろしげ)経済産業大臣は、それぞれ都合により欠席となりました。

番組は、ことしの抱負や夢、キーワードなどから始まりました。

石田真敏氏は、「第4次産業革命とソサイエティ5・0のはじまり」をキーワードに掲げ、「次世代通信網を含む情報通信技術の進展で新たに生み出されるのは、サイバー空間とフィジカル空間を行き来する社会で、地理的ハンディがなくなるという意味において、和歌山にとって大きなチャンスだ」と語り、「これらを踏まえて、何をするかを考え、取り込んでいかなければいけない」と強調しました。

二階俊博氏は「花は色・人は心」をキーワードに、「どんなきれいなカタチをしていても色がさわやかでないと有名な花にはならない。また、人は、なんといっても心が重要だ」と話し、「政治でも人生でも、これらを心情・目標にことしもがんばっていく」と述べました。

鶴保庸介氏のキーワードは「実現」で、「内閣府特命担当大臣として多くのことがらを任され、それぞれに種をまき、実現を目指している。だが、本当の意味で実現すべきは、豊かさの実感や日本に活力を取り戻すこと」と語りました。

門博文氏はキーワードに、アルファベット表記の「WAKAYAMA(ワカヤマ)」を挙げ、「外国人観光客が増えていることを踏まえ、ふるさと和歌山を、漢字やかなの表記からアルファベットとして捉えることで、海外を意識し、今まで気づかなかった新しい視点や可能性を見出せるのではないか」と指摘しました。

座談会では、このあとも、アメリカ大統領の交代や隣国韓国の大統領の弾劾(だんがい)、先月(12月)行われた日ロ首脳会談など、今の世界情勢を踏まえたことし(2017年)の政局展望や和歌山県への影響、和歌山発「世界津波の日」制定を含めた防災対策、和歌山市への大学誘致やカジノ構想などを含めた和歌山の経済や景気の行方などについて、それぞれに意見や考え、見通しなどを熱く語りました。

自民党幹事長の二階氏は、衆議院の解散総選挙について、「こうした番組に出演すると、必ず聞かれるが、その手には乗らないことにしている」と述べてはぐらかし、会場を沸かせた上で、「これは企業秘密。本当のことを言うわけがない」と述べました。また、「大阪万博誘致の代表世話人を引き受けた」と明かし、「和歌山県の発展にどう結び付けるかを考えていかなければならない」と指摘しました。

科学技術などを担当する内閣府特命担当大臣の鶴保氏は、「沖縄の振興策として考えている自動運転の実証実験について、沖縄の次は、和歌山で行いたいと事務方には話をしている。民間の参入が盛んな宇宙政策の分野では、ロケットの発射基地の適地として和歌山県も挙げられている」と述べ、今後、積極的に検討していく考えを示しました。

また、予算委員会筆頭理事の石田氏は、和歌山県に一部の機能が移ることになった総務省・統計局の移転について、「そもそもは、東京の一極集中の是正やリスク分散が目的だったはずなのに、一部の移転では、統計局が焼け太りするだけだ。和歌山県としては、すべての機能を移転するよう求め続けていくことが大切だ」と指摘しました。

自民党・観光立国調査会事務局次長の門氏は、去年末に成立したIR推進法について、「関西国際空港が近くにあるという立地を活かして和歌山に統合型リゾートをつくり、国際観光都市への歩みを始めるときだ」とした上で、「マカオでは、カジノの入った4000室のホテルで2万3千人が雇用されている。ここまで大規模ではなくても、和歌山にIRを誘致できれば、雇用改善の効果は大いに見込める」と必要性を強調しました。

報道特別番組「国会議員座談会」は、今月(1月)15日午後7時から和歌山放送ラジオで再放送されるほか、和歌山放送のホームページからもオン・デマンドで聞くことができます。