消防出初式 和歌山市では雨の中開催(写真付)

2017年01月08日 17時22分 ニュース, 防災

年始恒例の消防出初式(でぞめしき)がきょう(8日)和歌山市や海南市などで行われました。

初登場の「はしご乗り」演技


消防出初式は、消防職員らの士気を高めるとともに、市民に防火や防災に対する意識を持ってもらおうと、市町村や消防組合ごとに毎年この時期に行われているものです。

このうち和歌山市の出初式はあいにくの雨の中、午前9時半から和歌山城砂の丸広場で開かれ、市内の消防職員や消防団、婦人防火クラブのメンバーらあわせておよそ2300人が参加しました。

式典では、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が「人命の保護を最優先に火災や災害からの被害を最小限に抑えられるよう引き続き協力してほしい」と式辞を述べたほか、消防車両や参加者による行進などが行われました。

また今回ははじめての試みとして、江戸時代の町火消(まちひけし)が救助などで行っていた「はしご乗り」を現代風にアレンジした演技も披露され、消防士が高さ8メートルのはしごの先で逆立ちする「鯱(しゃち)」や片手と片足だけではしごにつかまり体を大きく開く「大の字」などの技を次々に披露すると、会場から歓声が上がりました。

絶妙なバランス感覚・会場も固唾を飲んで見守る

はしごの先で演技を披露した、東消防署の上中心太郎(うえなか・しんたろう)消防士の父親で、田辺市の茂(しげる)さん65歳は家族で演技を見守り、「日頃の鍛錬の成果が出たと思います。ハラハラするどころか誇りに思いました」と息子の勇姿を称えていました。

この後、会場を和歌山城東側の堀端に移して消防車からの放水演技が行われ、羽ばたく白鳥をイメージした「スワン放水」や和歌山市のイニシャル「W(ダブリュー)」の文字を描く放水などが披露されました。

「スワン放水」

きょうは和歌山市のほか、海南市や橋本市、新宮市など、あわせて6つの市と9つの町、それに1つの組合で出初式が行われました。あす(9日)は那賀消防組合の出初式が午後1時半から、あさって(10日)は有田川町の出初式が午前9時から、それぞれ行われる予定です。