大阪万博・仁坂知事「大阪は誘致の算段出来ているか」(写真付)

2017年01月10日 20時03分 ニュース, 政治

大阪府が誘致を目指している2025年の万博について 和歌山県の仁坂吉伸知事は、けさ(10日)の定例記者会見で「関西にとって良い話だ。関西広域連合でパビリオンをつくるのも良いのではないか」と話した一方で、「大阪府のメイン会場の建設に和歌山県が費用を負担せよというのはちょっと話が違う」とも述べました。

定例記者会見に臨む仁坂知事(1月10日・和歌山県庁)

今月(1月)7日に行われた和歌山放送の「新春国会議員座談会」で、自民党の二階俊博(にかい・としひろ)幹事長が推進する立場を明らかにした2025年の万博について、取組む姿勢を問われた仁坂知事が述べたものです。

大阪府や国は、万博のメイン会場に想定している大阪市の舞洲(まいしま)のほかに、高野山(こうやさん)や京都市など関西一円にもサテライト会場を設置する計画を立てていますが、これについて仁坂知事は「あまり現実的ではない」と慎重な姿勢を示し、あくまでも関西一体での協力体制を作るよう希望したほか、1964年の東京オリンピック誘致などに尽力した和歌山県出身の和田勇(わだ・いさむ)を例にあげ「まず国際的な誘致競争に勝つことが第一だ。和田勇は精力的な海外展開を行って、東京オリンピック誘致に成功した。大阪府はちゃんと算段出来ているのか」と述べ、やや先行しがちとも取れる大阪側の姿勢をけん制しました。