殺人と断定・捜査本部設置 別の場所で殺害か 田辺市遺棄事件 (写真付)

2017年01月11日 19時47分 ニュース, 事件・事故・裁判

きのう(1/10)、田辺市龍神村の山中で、ブルーシートに包まれた男性の遺体が見つかった事件について、和歌山県警察本部はきょう(1/11)、殺人と死体遺棄事件と断定し、田辺警察署に刑事部長を本部長とする捜査本部を設置しました。

男性がつけていた腕時計(県警提供)

この事件は、きのう午前、田辺市龍神村柳瀬の県道脇で、ブルーシートに包まれた成人とみられる男性の遺体が見つかったもので、長袖のTシャツにジャージのズボンをはいていましたが、裸足でした。道路をボランティアで清掃していた中学生が、ひもで縛られたシートから、人の足がはみ出ているのを見つけました。

司法解剖の結果、死因は、右肩を刃物のようなもので刺されたことによる出血性ショックで、遺体の一部が腐乱していることから先月(12月)末ごろ死亡したとみられることがわかり、捜査本部は、殺人・死体遺棄事件と断定しました。

また、これまでの調べで、男性は、40歳から60歳くらいとみられ、黒い短髪で、銀色の腕時計を左腕に、黒っぽい木製のブレスレットを右腕にそれぞれ着けていました。

男性がつけていたブレスレット(県警提供)

また、身長はおよそ171センチの中肉体形で、捜査本部が身元の確認を急ぐとともに、情報提供を呼びかけています。

きょうは、午前中からおよそ20人の捜査員で発見現場周辺を捜索し、遺体の身元や犯行に関わる遺留品がないかを探しましたが、手掛かりになるものは見つからず、午後2時半に捜索を打ち切りました。現場周辺には、血の痕もなく、警察では、男性が別の場所で殺害された後、現場まで運ばれてきた可能性があるとみて捜査することにしています。

現場は、田辺市とみなべ町の境にあるトンネルの近くの人通りが少ない道路脇で、捜査関係者は、犯人が人目を避けるため、ここに遺体を遺棄した可能性があるとみています。