非行少年の立ち直り支援・学生サポーターに感謝状(写真付)

2017年02月07日 21時22分 ニュース, 事件・事故・裁判, 社会

非行少年の立ち直りを支援する「和歌山県警察学生サポーター」として積極的に活動し、この春大学を卒業する3人の学生に、きょう(7日)警察から感謝状が贈られました。

(中央左から)栗栖さん、三好さん、伊藤さん

「県警学生サポーター」は、県警からの委嘱を受けた県内の大学生が、マナーの向上を呼びかける街頭啓発や、窃盗や器物損壊などの犯罪を犯した非行少年とともに清掃活動や農業体験を行うボランティアで、現在およそ50人が活動しています。

感謝状の贈呈式は、きょう午前11時すぎから和歌山市の県民文化会館の会議室で行われ、県警生活安全部の筧一郎(かけい・いちろう)部長が、近畿大学生物理工学部4年の伊藤佑夏(いとう・ゆか)さんと、三好舞帆(みよし・まほ)さん、法学部4年の栗栖大樹(くりす・だいき)さんの3人に感謝状を手渡しました。筧部長は「社会人になってもボランティアの経験を活かして活躍してください」と激励し、お礼を述べました。

筧部長から感謝状を受け取る栗栖さん(左)

この春、和歌山県警に就職する栗栖さんは「はじめは目も合わせてくれなかった少年が一緒にスポーツをするうちに話しかけてくれたことが嬉しかったです。活動を通して非行少年への先入観がなくなったので、警察官になっても少年の非行からの立ち直りに関わりたい」と話していました。

県警・少年課によりますと、去年(2016年)県内で刑法犯罪を犯した14歳から19歳の少年は260人あまりで、このうち再犯だったのは37・5%の100人と、少年の再犯率は全国平均の37・1%をわずかに上回っています。