運休中の紀州鉄道に新車両到着「今月中の運転再開目指したい」(写真付)

2017年02月09日 19時38分 ニュース, 交通, 社会


御坊市(ごぼうし)中心部を走るミニ鉄道・紀州鉄道に、きょう(9日)新しい車両が搬入されました。

紀州鉄道に搬入された「SKR-205」(2月9日・御坊市・紀伊御坊駅※紀州鉄道提供)

紀州鉄道では、現在、兵庫県の北条(ほうじょう)鉄道から譲り受けたレールバス「キテツ―2」と、去年(2016年)1月末に運転を開始した、滋賀県の信楽(しがらき)高原鉄道から譲り受けたディーゼルカー「KR301」の2両が運行されていますが、レールバス「キテツ―2」が老朽化したため、代わりの新しい車両を、このほど再び信楽高原鉄道から無償で譲り受けたものです。

新しい車両は「SKR―205」1両で、きょう、滋賀からトレーラーで紀伊御坊(きいごぼう)駅の車庫へと運ばれました。

「SKR―205」は1992年製で長さが16mのワンマン運転が可能なディーゼルカーで、アイボリーの車体に黄緑色の帯がデザインされ、座席はロングシート、定員98人が乗車できます。

紀州鉄道では、車体の検査や整備、運転手の訓練などを行い、運行開始の際には式典を開く予定です。

ところで紀州鉄道は脱輪事故のため、先月(1月)22日から全線2・7キロで運転を見合わせていて、運転再開に向けて、事故現場を含むすべての線路と枕木の補修を行っています。

紀州鉄道の職員は「このような事故を二度と繰り返さぬよう、職員一同、より一層の安全確保に取り組んでいて、利用者から励ましの声も多く頂いています。出来れば今月中(2月)の運転再開を目指したい」と話しています。