ダムの放流水再利用して発電、有田川町が長官賞(写真付)

2017年02月13日 19時15分 ニュース, 経済


有田川町の、二川(ふたがわ)ダムの維持放流水を再利用した小(しょう)水力発電の取り組みが、今年度の「新エネ大賞」で資源エネルギー庁長官賞を受賞し、あさって(15日)、東京で表彰式が行われます。

有田川町営小水力発電所

有田川町営小水力発電所

新エネ大賞は、新エネルギー財団が、新エネルギーの普及・啓発や再生可能エネルギーの利用などに取り組み、成果を上げている団体を表彰しているもので、今回が20回目で、和歌山県内からの受賞は初めてです。

有田川の二川ダム

有田川の二川ダム

有田川町では、県と関西電力が運営する二川ダムから、下流域の環境維持のために放流されている水流に着目し、これを再利用した町営の小水力発電所を設置、発電した電力を売電しています。年間発電量は、一般家庭300世帯分に相当するおよそ120万キロワットアワーで、4300万円の収益を生み出す仕組みです。試験運転を始めた去年(2016年)2月から今月(2月)11日までの実際の総売電量は133万キロワットアワー以上にのぼり、売電額は4900万円近くとなっています。

全国にも例がない町営の発電所で、特に、建設に関しても町のエコプロジェクト全体として取り組み、経費を低く抑えられたことが、先行事例として高く評価され、受賞となりました。