和歌山市の新年度予算案 まちなか再生・子育て支援に重点(写真付)

2017年02月16日 12時28分 ニュース, 政治, 社会


和歌山市は、きょう(16日)、「市街地の再生」や「子育て支援」に重点を置いた総額1460億円あまりの新年度・一般会計当初予算案を発表しました。

会見で予算の概要を説明する尾花市長

予算規模は伏虎義務教育学校などの整備がほぼ終わったことで今年度(2016年度)より75億円、率にして0・5%減りました。

歳入は、住宅の増加で市税がやや伸びて自主財源が予算額の半分近くを占め、歳出は、福祉の費用や人件費などの義務的な経費が6割を占め、道路建設などの投資的経費は8%程度となりました。

主な事業では、子育て支援事業として市内に病児保育施設と、幼保連携型の認定こども園を整備する費用や、3人目以降の子どもの保育料を無料にする費用あわせておよそ1億5000万円あまりなどが計上されています。

また、まちなか再生に向けた整備を進めるため、南海和歌山市駅前の再開発を検討する調査費用や第二阪和国道や京奈和自動車道の整備に伴って市内の関連道路を整備する費用も計上されています。

また、和歌山市の魅力を海外に発信したり和歌山城周辺の整備など観光振興にも力を入れることにしています。このほか、老朽化した中央卸売市場(しじょう)を建て替える基本設計に着手するとともに、市民の要望を受けて、防災行政無線を聴こえやすくする整備を進めるほか、和歌山市出身で明治時代に外務大臣として活躍した陸奥宗光(むつ・むねみつ)の没後120年を広くPRします。

和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長はきょうの記者会見で予算の概要を説明し、「時代の潮流をとらえ、これまでの取り組みを本格化させるための『成長を確かにする予算』になった」と話しました。

この新年度予算案は今月(2月)23日に開会する和歌山市の2月定例議会で審議されます。