無断充電での書類送検・松坂県議が議員辞職へ(写真付)

2017年03月08日 19時45分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

先月(2月)広川町(ひろがわちょう)内の温泉施設の駐車場で無断で自家用ハイブリッド車を充電したとして、窃盗未遂の疑いで書類送検された、有田郡(ありだぐん)選出の和歌山県議会議員で、共産党県議団の松坂英樹(まつさか・ひでき)氏55歳が、責任を取って、きょう(8日)県議会議長に辞職願を提出しました。

記者会見で議員辞職を表明する松坂県議(3月8日・和歌山県庁)

松坂議員は、先月12日の午後6時半ごろ、広川町の温泉施設「滝原(たきはら)温泉 ほたるの湯」の駐車場のコンセントから、無断で自家用のプラグインハイブリッド車に充電し、この施設の管理会社から被害届を受け、湯浅警察署から窃盗未遂の疑いで、きのう(7日)書類送検されました。

松坂議員は、けさ開かれた県本部の常任委員会で「政治家として責任をとりたい」と表明し、県議会議長に辞職願を提出し受理されました。

そのあと県庁で記者会見した松坂議員は、改めて無断充電での書類送検を陳謝したうえで「県議を辞職することでけじめを付けたい。今後のことは全く考えておらず、未定」と述べました。

同行した共産党県委員会の下角力(しもかど・つとむ)委員長は「電気の窃盗は社会的犯罪行為だ。責任を取りたいとする本人の意思を尊重した」と話しています。

また松坂議員は、きょうの記者会見の中で、およそ3年前から議員会館や「あきばさんプール」、民間駐車場のいずれも和歌山市内の3か所でも、施設の管理者から正式に許可を得ないまま、コンセントから車の充電をしたことも明らかにし「無断充電は犯罪という認識はあったが、利用者のサービスのうちに充電も入っていると、甘い認識があった」と釈明しました。

松坂議員は、2003年の県議会議員選挙に有田郡(ありだぐん)選挙区から立候補して初当選し、現在4期目です。

今月15日から再開される2月定例県議会の本会議での審議を経て、正式に議員辞職が許可される見通しです。