県教委・全国学力テスト「10年後は全教科全国10位以内に」

2017年03月09日 19時39分 ニュース, 政治, 社会

文部科学省の全国学力テストで成績が低迷している和歌山県の状況について、県・教育委員会の宮下和己(みやした・かつみ)教育長は「10年後はすべての教科で全国10位以内を目指す」とする目標を掲げました。

きょう(9日)開かれた2月定例県議会の予算特別委員会で、自民党県議団の岩田弘彦(いわた・ひろひこ)委員が学力向上対策の今後の目標について質問し、宮下教育長は「課題の多い学校に指導主事や優秀な教員OBを派遣したり、逆に教頭や教員を先進県の福井県に派遣した結果、子どもの学習意欲や教職員の意識向上が見られた」と成果を強調したうえで、今後の目標について「全国学力テストで来年度はすべての教科で全国平均を上回ることと『授業内容がよくわかった』と答える子どもを2014年度より3ポイント以上増やしたい。また、10年後にはすべての教科で全国10位以内を目指したい」と述べ、学校と家庭の両輪で子どもの学力向上を更に進める考えを示しました。

今年度(2016年度)の和歌山県の全国学力テストの平均正答率は、中学校の数学Aを除いて全国平均を下回り、とくに、読解力が求められる国語の応用問題が小・中学校とも全国40位台と低迷していて、県・教育委員会では対策本部を設置して取り組んでいます。

このほか、きょうの委員会では、公明党県議団の岩井弘次(いわい・ひろつぐ)委員がバス路線の確保などについて、自民党県議団の川畑哲哉(かわばた・てつや)委員が観光振興に関連して安定雇用の創出などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。

お聞きの和歌山放送では、きょうの予算特別委員会のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。