【あす東日本大震災6年】むつみ保育園で津波避難訓練(写真付)

2017年03月10日 19時34分 ニュース, 社会, 防災


東日本大震災の発生からあすで丸6年となるのを前に、きょう、和歌山市の保育園で、津波を想定した避難訓練が行われ、園児たちが、7階建ての建物に階段でのぼりました。

これは、あす11日で発生から6年となる東日本大震災を教訓に、和歌山市砂山南にある、むつみ保育園が毎月行っている防災訓練の一環で、きょう午前9時半から行われた訓練では、0歳から6歳までの園児およそ100人が、地震による10メートル規模の津波を想定して近畿財務局和歌山財務事務所が管理する7階建ての和歌山合同宿舎3号棟の屋上まで避難しました。

発災時にうずくまって頭を守る園児たち

園児たちは、それぞれの名前と住所が書かれた黄色い防災頭巾を被り、先生の指示に従って、年長組から順番に、保育園から230メートル離れた宿舎に向かいました。

園庭に並ぶ園児ら

0歳から1歳の園児たちは、手押しのおさんぽ車で運ばれ、宿舎に着いてからは、先生に抱えられて屋上に向かいました。

参加した年長組の女の子は、「走ってきたのでしんどかった。実際に津波があったときも、ちゃんと逃げられます」と話していました。

庁舎の屋上に避難

むつみ保育園の栗林恵(くりばやし・めぐみ)園長は、「毎月、災害に関する訓練を行っていますが、慣れていない園児は泣いてしまうことが多いので、今後もしっかりと園児を見て行動したい」と話していました。

和歌山合同宿舎は、和歌山市の「津波避難ビル」に指定されていて、今回、避難した3号棟は、屋上と5階の共有廊下にあわせておよそ560人が避難できます。