ジェトロ和歌山貿易センター設置で知事が要望(写真付)

2017年03月14日 19時40分 ニュース, 社会, 経済


海外市場を取り込み、和歌山県産業の新たな需要を開拓しようと、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事はきょう(3/14)、東京の日本貿易振興機構、通称ジェトロの本部を訪ね、和歌山貿易情報センターの設置を要望しました。

要望書を提出する仁坂知事(右・ジェトロ本部で)

ジェトロの貿易情報センターは、貿易や投資の相談をはじめ、セミナーの開催や企業誘致などを通じて地域の産業振興をサポートする機関で、都道府県でまだ設置されていないのは、和歌山、滋賀、奈良など5つの県だけです。

このため、県内の事業者は、これまで投資相談などのために大阪市まで足を運んできましたが、地元産業の海外展開には、より強力な支援が必要だとして、県が貿易情報センターの県内設置を要望したものです。

仁坂知事は、経済産業省出身で、ジェトロの事業の在り方やその必要性を熟知していて、これまでにも、さまざまな機会にセンターの設置を要望してきました。

きょうジェトロを訪れた仁坂知事は、「県民をはじめ、県議会や産業界もセンターの設置をのぞんでいます。市町村も地方負担に同意しているので、ぜひとも設置をお願いします」と述べ、今年中の開設を求める要望書を石毛博行(いしげ・ひろゆき)理事長に手渡しました。

これに対し、石毛理事長は「ジェトロへの期待をいただき、ありがとうございます。これまでは大阪本部でサポートをしてきましたが、そういうお気持ちがあることはよく理解させていただいています」と前向きに検討する考えを示しながらも、「政府からは、費用対効果の検証をしっかりやるように言われています」とも語り、地元の支援や協力の必要性に言及していました。

要望を終えた仁坂知事は、「ジェトロは、地方の活動にも身を置いてくれているので、センターの設置に対して否定的ではないと思いますが、予算的制約もある中で、これから考えてくれると思います」と話しました。