日赤和歌山医療センターと陸自がヘリで訓練(写真付)

2017年03月17日 19時40分 ニュース, 社会, 防災

災害時を想定して、病院の医師らを陸上自衛隊のヘリコプターで搬送する訓練がきょう(3/17)、和歌山市の日赤和歌山医療センターで行われました。

ヘリコプターに乗り込むDMATの医師と看護師

この訓練は、和歌山県の総合災害医療センターに指定されている日赤和歌山医療センターが定期的に行っている訓練の一環で、今回は、陸上自衛隊八尾(やお)駐屯地の中部方面ヘリコプター隊と合同で行いました。

きょう午後1時から、和歌山市小松原通の日赤和歌山医療センター・屋上ヘリポートで行われた訓練では、災害時に被災地に派遣されるDMATの医師や救護班の看護師らが、陸上自衛隊の隊員から、ヘリコプターの搭乗にあたっての注意を聞いたあと、八尾駐屯地の多用途ヘリコプター2機に乗り込み、上空を旋回しました。

訓練に参加した日赤和歌山医療センターの災害派遣医療チーム、DMATの看護師、濱井耕司(はまい・こうじ)さん42歳は、「以前、オスプレイに乗った際には、後ろの扉が開いていて大きな音で会話もできませんでしたが、今回は、隣りの人と会話ができて意思の疎通が図れました。今後は、患者を搬送し、ヘリコプターの中で医療行為ができるかどうかも試してみたい」と話しました。

きょうの訓練では、ヘリコプターに搭乗する経験を積むため、日赤から医師や看護師20人余りが参加したほか、陸上自衛隊からも19人が参加し、ヘリコプターの操縦を交替で行っていました。

日赤和歌山医療センターの屋上ヘリポートは、県内で唯一、10トンまでのヘリコプターが2機同時に着陸できる構造で、陸上自衛隊とはこれが3回目となる訓練を行ったセンターは、「今後も、関係機関と顔の見える訓練を行うことで、迅速に対応できる態勢を強化していきたい」としています。