紀伊山系砂防など国の直轄事業に採択

2017年03月31日 23時02分 ニュース, 交通, 政治, 防災

国土交通省の新年度予算(2017年度)の概要が、きょう(31日)発表され、和歌山県関連では、紀伊半島大水害で大規模な土砂災害が発生した紀南地方の砂防事業や、仮称・和歌山南インターに接続する道路整備事業の補助など、あわせておよそ324億円が採択されました。

このうち砂防事業は、熊野川(くまのがわ)、日置川(ひきがわ)、那智川(なちがわ)の各流域で砂防えん堤を中心に整備し、新年度はおよそ55億円を計上しています。

県などが主体の道路整備の補助事業では、国道168号「五条新宮道路(ごじょうしんぐうどうろ)」の新宮市相賀(おうが)と高田(たかた)の間の4・8キロの区間で落石やのり面工事、冠水などの対策工事に4千万円が計上されたほか、2018年度に供用開始目標で阪和自動車道の仮称・和歌山南スマートインターに接続する、和歌山市内の県道と都市計画道路あわせて3・9キロの整備に57億円が計上されました。

このほか紀伊半島一周道路の一部や、有田海南(ありだかいなん)道路の冷水拡幅(しみずかくふく)、紀の川や熊野川の治水整備、それに和歌山下津港(しもつこう)と日高港(ひだかこう)の整備が引き続き直轄事業として採択されました。

和歌山県の仁坂吉伸知事は「地域の安全や安心をより一層確保することが期待される」と期待を込めました。