太地町のくじらの博物館で供養祭

2017年04月02日 17時02分 ニュース, 社会

たくさんのイルカを飼育していることで知られる太地町の町立くじらの博物館で、開館記念日のきょう(2日)、飼育中に死んだイルカなど鯨類(げいるい)や魚類を供養する行事が行われました。供養祭は、30年ほど前から毎年行われているものです。

博物館では、この1年の間に、バンドウイルカ3頭とマダライルカ1頭の鯨類あわせて4頭が肺炎などで死に、魚類とクラゲ、カニなどはおよそ150種、1400匹が死にました。この日は、博物館の中の供養碑の前で、地元の住職がお経を読み上げる中、職員およそ30人が、静かに手を合わせ、死んだ生き物の冥福と飼育されている動物の長生きを祈りました。

博物館では、現在、7種類のイルカなど鯨類77頭を飼育していて、国内では、種類・頭数ともに最も多く、世界でも有数の施設ということです。桐畑哲雄(きりはた・てつお)副館長は、「博物館は多くの動物に支えられている。感謝の気持ちを忘れず、これからも多くの人に動物の素晴らしさを紹介していきたい」と話していました。