サロンカーで春の紀南を満喫(写真付)

2017年04月08日 19時07分 ニュース, 交通, 経済

豪華な列車の旅で、春の紀南地方を満喫してもらおうという旅行ツアー「サロンカーなにわで行く きのくに線の旅」が、きょう(8日)からはじまり、那智勝浦町の那智駅では地元住民によるおもてなしイベントが行われました。

これは、那智勝浦町観光協会と日本旅行、それにJR西日本が共同で企画したものです。サロンカーと呼ばれる団体専用の列車は、深い緑と黄色のヨーロッパ風デザインが特徴で、客席はすべてグリーン車、さらに一番後ろの車両はパノラマラウンジカーとして景色が楽しめます。きょう(8日)はあいにくの小雨まじりの天候でしたが、午前11時すぎにJR和歌山駅を出発した列車は駅や沿線で大勢の鉄道ファンに撮影されながら紀勢線を南下し、およそ100人の乗客は特製弁当を食べながら沿線の景色を楽しみました。

サロンカー那智のヘッドマークを付けた列車が到着(那智駅)

そして午後3時半に終着の那智駅に到着すると那智勝浦町観光協会が平安衣装で出迎えたほか、那智中学校吹奏楽部が演奏で歓迎し、ツアー客らは駅前に作られた「幸せの黄色いポスト」に記念の手紙を投函し、旅の思い出にしていました。兵庫県の白波瀬千保子(しらはせ・ちほこ)さんは、「息子が祖母と私を招待してくれました。祖母は、昔、都会に出てきた当時を懐かしんで涙ぐんでいました」と話していました。ツアー客は、創建1700年を迎えた熊野那智大社で正式参拝を行ったあと、日本一の落差を誇る那智の滝を見学したりして、春の紀南を満喫しました。

「幸せの黄色いポスト」に記念はがきを投函(那智駅)

列車はあす(9日)、新宮駅から和歌山に向けて帰路につき、車内で勝浦のマグロがあたる抽選会も行われます。また、新宮駅では出発に先立って、午前11時ごろから車両の展示会も行われます。