和県消防学校で54人が入校式 加太に移転後初めて(写真付)

2017年04月11日 20時25分 ニュース, 社会, 防災

和歌山市の冬野から加太へ移転した和歌山県消防学校できょう(4/11)、移転後、初めての入校式が行われ、この春、県内の消防本部に採用された54人が、一人前の消防士を目指して学校寮での共同生活をスタートさせました。

きょう午前10時から県消防学校・教育管理棟の講堂で行われた入校式には、県内15の消防本部から集まった54人が出席し、保護者らが見守る中、式典にのぞみました。

入校式が行われた教育管理棟

入校式で、森本修司(もりもと・しゅうじ)校長は、「入校する54人には、このまっさらな施設で、必要な知識や技術、強靭な体力と精神力を養うための教育訓練を受けてもらいます。このため、訓練は相当厳しく、つらいこともあるかと思いますが、消防士を目指した初心を忘れることなく、日々、精進してください」と激励しました。

式辞を述べる森本校長

これに対し、入校する消防士を代表して、今回、最年長で入校する日高広域消防事務組合消防本部の高原朋也(たかはら・ともや)さん25歳が「学生としての責務を深く自覚し、校則を守り、勉学に専念することを固く誓います」と宣誓しました。

宣誓する高原さん

式典のあと、最年少の1人、伊都消防組合消防本部の閑者高弘(かんじゃ・たかひろ)さん18歳は、「小学生の頃、学校で消火活動を実演してくれた消防士の姿をみてからずっとあこがれていました。どんな状況でも、自分の力で冷静に救える命を救う消防士になりたい」と意気込みを語りました。

入校した54人は、これから半年間、県消防学校の寮で共同生活を行い、座学のほか、水難救助や放水の訓練などの授業を受けます。県消防学校には、全国の消防学校で初となる震災や水害、土砂災害などの自然災害への対応を訓練する施設などもあり、今回の入校生が初めて利用します。