JXTG(旧・東燃)和歌山工場から原油が流出

2017年04月18日 18時57分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

おととい(16日)の夕方からきのう(17日)の朝にかけて、有田市初島町(ありだし・はつしまちょう)にある、JXTG(旧・東燃(とうねん)ゼネラル)和歌山工場の原油タンクから、原油7・5リットルが海に流れ出す事故が起きていたことがわかりました。和歌山工場では、ことし(2017年)1月、2回に渡って大規模な火災が起きていて、県ではあす(19日)担当者を県庁に呼んで事情を聞くことにしています。

海南海上保安署の調べによりますと、おとといの午後5時ごろ、JXTG和歌山工場の「ナンバー39原油タンク」で作業員が水抜き作業を行っていたところ、タンクから排出するバルブを閉じ忘れるミスがあり、原油7・5リットルが海に漏れ出したものです。翌日のきのう午前9時ごろ、別の作業員が気づいて海南海上保安署に通報しました。

JXTGは海にオイルフェンスを張ったり、拡散処理を行ったところ、原油の消滅が確認されました。これまでに漁業被害などは確認されていません。原油の漏れ出した範囲は、和歌山工場西岸沿いの長さおよそ1・5キロ、幅およそ100mに及びました。

ところでJXTG和歌山工場では、ことし1月18日と22日の2回にわたって火災が相次いで発生していて、22日の火災では周辺の住民およそ3千人に避難指示が出されました。

和歌山県の仁坂吉伸知事は、けさ(18日)の定例記者会見で「またかと言われれば、全く同感だ」と話し、あす午前10時、JXTGの担当者を県庁に呼んで事情を聞く考えを示しました。