原油流出で県がJXTGの担当者から聴取(写真付)

2017年04月19日 18時57分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治, 社会

有田市初島町(ありだし・はつしまちょう)にあるJXTGエネルギー(旧・東燃ゼネラル)和歌山工場の原油タンクから海に原油が流出する事故が起きたことを受け、和歌山県は、けさ(19日)担当者を県庁に呼んで事情を聞きました。

きょうの事情聴取のもよう(4月19日・和歌山県庁南別館)

この事故は、今月(4月)16日の夕方、JXTGエネルギー和歌山工場の原油タンクで水抜き作業を行っていた作業員が、タンクから排出するバルブを閉じ忘れ、原油7・5リットルが海に漏れ出したもので、和歌山工場西岸沿いの長さおよそ1・5km、幅およそ100mの範囲に原油が拡散しました。

和歌山工場では、ことし(2017年)1月18日と22日の2回にわたって大規模な火災が相次いでいることから、事態を重く見た県は、きょう午前、和歌山工場の有森慎二(ありもり・しんじ)環境安全部門担当副所長を県庁・南別館に呼び、改めて、県の酒井清崇(さかい・きよたか)危機管理・消防課長らが、事故当時の詳しい状況や安全管理体制を聞きました。

事情聴取後、和歌山放送の取材に応じた有森副所長は「非常に重く受け止めています。ご心配をかけ申し訳ありません」と述べ、速やかに対策をまとめる考えを示しました。

県の酒井危機管理・消防課長は「きょうの聴取で安全対策について社内教育の点も含めて確認できた。県として行政処分などは考えていないが、事故の最終報告が上がればしっかり目を通したい」と話しました。