「看護週間」日赤でイベントはじまる(写真付)

2017年05月10日 20時31分 ニュース, 社会, 防災

5月12日の「看護の日」にあわせた「看護週間」の啓発イベントが、きょう(10日)から和歌山市の日赤和歌山医療センターではじまり、医師の講演会や医療相談コーナーなどが病院内で開かれています。

講演のようす(5月10日・日赤和歌山医療センター)

看護の日は、近代看護の祖・ナイチンゲールの誕生日の5月12日にちなんで1990年に旧・厚生省が制定したもので、前後を「看護週間」と銘打ち、医療・保健看護機関で看護や助け合いの心への理解を広く呼びかけています。

日赤和歌山医療センターでは、きょうからあさって12日までの3日間、医療センターの玄関ホールで看護や栄養、薬の相談コーナーや血圧や体脂肪の測定コーナーが開かれているほか、ハンドケア講座や災害備蓄倉庫の見学会なども行われています。

中大輔医療社会事業部長

また西館1階の会議室では、期間中、日替わりで医師による講演会が開かれ、初日のきょうは県の統括災害医療コーディネーターで医療社会事業部の中大輔(なか・だいすけ)部長が「赤十字の災害活動と災害への備え」と題して、熊本地震の被災地・南阿蘇村(みなみあそむら)での活動を振り返り、避難所でのノロウィルス感染対策での苦労や、同じ時期に南阿蘇村に派遣されていた和歌山県薬剤師会の移動式調剤車両「モバイルファーマシー」との連携で迅速な薬の処方が出来たことなどを説明した上で、和歌山県で将来起こるとされる巨大地震対策にもこれらの経験を役立てる一方で、県内の災害拠点病院の津波被災に対するぜい弱さも指摘し、外部の救護班の受入体制を強化する必要性を訴えました。