県議会議員と高校生がはじめての意見交換会(写真付)

2017年05月18日 19時41分 ニュース, 政治, 社会

和歌山県議会議員がきょう(18日)新宮市の高校を訪れ、高校生と議会の仕組みや地域との触れ合いについて意見を交わしました。

この意見交換会は、去年(2016年)選挙権年齢が18歳に引き下げられたことを受けて、若者に政治を身近に感じてもらおうと、ことし3月に亡くなった、県議会の故・浅井修一郎(あさい・おさいちろう)議長が企画したもので、県議会として高校生と意見交換の場を設けるのははじめてです。

きょう午後1時から、新宮市神倉の県立新宮高校で開かれた意見交換会には、1年生から3年生の生徒会の生徒15人と、県議会の服部一(はっとり・はじめ)副議長、森礼子(もり・れいこ)議員、山本茂博(やまもと・しげひろ)議員、長坂隆司(ながさか・たかし)議員、多田純一(ただ・じゅんいち)議員のあわせて5人の議員が参加しました。

参加した5人の県議会議員

緊張した雰囲気で始まった意見交換会では、まず、生徒と議員がそれぞれ自己紹介し、議員が、議会の仕組みや仕事内容を紹介しました。生徒からは議員に、理想の和歌山像や、議員になろうと思ったきっかけなどの質問のほか、「新宮は電車の本数が少ないので何とかしてほしい」といったリクエストも投げかけられ、5人の議員がそれぞれの意見を述べていました。

また、「地域の触れ合いに参加するにはどうすれば良いですか」という質問には、森議員が「防災訓練などに街全体で取り組むと地域の絆が深まる」とアドバイスしたほか、長坂議員は「若さと明るさを生かして、地域の行事に高校生が中心となって参加してほしい」と話しました。1時間の意見交換も、終盤になると和やかな雰囲気になり、生徒からは「議員と個別に自由に話せる時間がほしい」と交流に前向きな声が上がっていました。

3年生で生徒会長の藏本梨奈(くらもと・りな)さん17歳は「議員さんは怖い人なのかなと思っていましたが、私たちのことを考えて活動していることが分かり、政治を身近に感じることができました。自分が地域のために何ができるのかを考えて、18歳になったらぜひ選挙に行きたい」と話していました。

服部副議長は「生徒が率直に意見を出してくれ、参考になることも多かった。今後は、どうすればもっと活発に意見交換できるかを考えて成果を上げていきたい」と話していました。

この意見交流会は、今年度試験的に2回予定されていて、次回は来年(2018年)1月に行われます。