伊能忠敬の足跡巡る旅 再び和歌山へ(写真付)

2017年05月18日 19時42分 ニュース, 社会

日本で初めて実際に測量して日本地図を作り上げた江戸時代の測量家、伊能忠敬(いのう・ただかた)の足跡を辿ってリヤカーを押しながら日本の沿岸一周に挑戦している鈴木康吉(すずき・こうきち)さんが、四国めぐりを終え、きょう(5/18)、再び和歌山市に入りました。

フェリーから降りる鈴木さん

 

鈴木さんは、愛知県大府(おおぶ)市在住の75歳で、中学2年の頃から、本で読んだ伊能忠敬に憧れ、58歳で大工を引退したあと、73歳で一念発起し、おととし3月からリヤカーでの旅をスタートさせ、7か月かけて日本の東側を回った後、去年3月から半年間で中国と九州地方を回りました。

そして、今年3月から、最後に残った四国と紀伊半島の旅を始め、先月3日に大阪から和歌山市に入った後、フェリーで四国へ渡り、1カ月余りたったきょう午後、和歌山市へ戻ってきました。

午後1時過ぎに和歌山港に到着したフェリーから降りてきた鈴木さんは、四国の旅について、「途中、嵐にあって大変でしたが、足摺岬は、とてもよかった」と感想を話し、これから歩く紀伊半島については、「途中、トイレや食料を確保できるか、不安なところもありますが、国道42号よりもさらに海側の道を歩いて回りたい。南方熊楠の生き方にも共感しているので、白浜町の記念館を訪れたい」と話しました。

和歌山市在住の支援者(右)とここまでの旅を振り返る鈴木さん

鈴木さんは、リヤカーを押して紀伊半島を海岸沿いに歩いていて、1週間後には、田辺市あたりに到着し、白浜町の南方熊楠記念館を訪れたあと、串本町や新宮市を経て、愛知県の自宅に戻り、全国一周の旅を締めくくる予定です。