花田県議、脱税で有罪 相続絡み4億9000万円

2017年05月19日 21時02分 ニュース, 事件・事故・裁判, 政治

相続税およそ4億9000万円の脱税に協力したとして、相続税法違反の罪に問われた和歌山県議会議員に対し、大阪地方裁判所はきょう(19日)執行猶予が付いた有罪判決を言い渡しました。

この事件は、2014年、遺産相続人の男ら5人と共謀し、遺産の大部分を社会福祉法人に寄付したように装って、相続税およそ4億9000万円の脱税に協力したとして、和歌山県議会議員の花田健吉(はなだ・けんきち)被告58歳が相続税法違反の罪に問われたものです。裁判では、遺産相続人らとの共謀があったかどうかが争点になり、花田被告は「脱税に加担することはあり得ない」と無罪を主張していました。

しかし、きょうの判決で大阪地裁の村越一浩(むらこし・かずひろ)裁判長は「被告は寄付が税額を減らすための虚偽のものと知りながら、受け入れ先の法人探しや交渉に協力した」と指摘し、花田被告に懲役1年6カ月、執行猶予3年、罰金500万円を言い渡しました。

弁護側はただちに控訴し、被告は判決の後の記者会見で「検察の主張が全面的に認められ大変遺憾だ。私は潔白」と訴えました。