和歌山県知事表彰・荒俣宏さんら表彰(写真付)

2017年05月30日 20時07分 ニュース, 政治, 社会

公共の福祉の増進や文化の振興などで功績のあった個人や団体を表彰する和歌山県知事表彰に、ことし(2017年)は45人と7つの団体が選ばれ、きょう(30日)午後、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で表彰式が行われました。

きょうの表彰式のもよう(5月30日・和歌山市・アバローム紀の国)

1953年(昭和28年)から65回目となる今回の知事表彰では、地方自治の振興や産業・地域・文化振興・ボランティアなど8つの分野で功労者や団体が選ばれ、仁坂吉伸知事から賞状と記念品が授与されました。

受賞者の最高齢は、環境衛生の分野から「内川(うちかわ)をきれいにする会」の会長で和歌山市の原禎一(はら・ていいち)さん91歳、最年少は、教育・文化等の振興の分野から、和歌山弁落語の創作や妖怪の研究など幅広い分野で活躍する漫画家で、和歌山放送のパーソナリティでもある和歌山市の前岡哲也(まえおか・てつや)さん49歳です。

表彰状の授与(地方自治分野の高尾通雄さん)

このほか、南方熊楠記念館と世界遺産熊野本宮館のいずれも名誉館長を務める博物学者で東京都の荒俣宏(あらまた・ひろし)さん69歳や、広川町(ひろがわちょう)の「稲むらの火の館」館長の崎山光一(さきやま・こういち)さん67歳、県遺族連合会会長で田辺市の森益男(もり・ますお)さん75歳、イルカ漁の国際的な理解の促進や観光ウェブサイトの多言語化の監修などに努めた東京都のデービッド・アトキンソンさん52歳、それに「田辺市第九(だいく)の会」や「紀州九度山手作甲冑真田隊(きしゅうくどやま・てづくりかっちゅうさなだたい)」なども表彰されました。

受賞者代表挨拶をする荒俣宏さん

受賞者を代表してあいさつした荒俣宏さんは「かつお節やしょう油、南方熊楠、稲むらの火など、素晴らしい文化や人物を生んだ和歌山県を更に幅広く発信したい」と述べました。

意気投合し握手を交わす荒俣宏さん(左)と前岡哲也さん(右)

表彰式のあと、荒俣さんと漫画家の前岡さんが、共通の研究テーマである南方熊楠や妖怪の話などで意気投合し、前岡さんは「雲の上の存在だった荒俣さんと直接共通の話題で対話ができ、大変光栄です」と感無量の様子でした。