和工の「さわれる仏像のレプリカ」盲学校に贈呈(写真付)

2017年05月31日 18時48分 ニュース, 社会

和歌山県立和歌山工業高校の生徒がきのう(30日)、3Dプリンターで作った仏像のレプリカを県立和歌山盲学校に贈りました。

贈られたレプリカに触れる盲学校の生徒(手前)

視覚障がい者向けの教材を製作している和歌山工業高校・産業デザイン科の生徒が、県立博物館の依頼で、和歌山にゆかりのある仏像のプラスチック製のレプリカ7体を授業で作製しました。

仏像のレプリカ

きのう、和歌山市西浜(にしはま)の県立和歌山工業高校でレプリカの贈呈式が行われ、和歌山工業高校・産業デザイン科の生徒7人が和歌山盲学校の生徒4人にレプリカを手渡しました。

和歌山盲学校3年の、榎本由香(えのもと・ゆか)さん17歳は仏像のレプリカに触れて形を確かめながら、「細かい凹凸までよくできていてすごいです。私たちは細かいところまでよく見えないので大切に使います」と話していました。また、和歌山工業高校・産業デザイン科3年の原那響(はら・なびき)さん17歳は「自分たちが作ったものが役立てられるのは嬉しい」と話していました。

和歌山盲学校では、贈られた仏像のレプリカを社会科の授業で活用するほか、校内に展示することにしています。

仏像のレプリカは、実物の仏像に特殊なレーザーを当てて形を計測し、そのデータをパソコンに取り込んで専用のソフトで表面の凹凸を修正したあと、3Dプリンターで1つ50時間以上かけて印刷されたものだということです。

表面の凹凸などを修正するソフトを体験