新しい和歌山市駅7月15日供用開始。改札1階に(写真付)

2017年06月10日 19時03分 ニュース, 交通, 経済

南海和歌山市駅で進められている再開発のうち、新しい駅施設が、来月(7月)15日に開業します。現在2階にある改札口は1階に移り、駅前広場からそのまま駅構内に入れるほか、和歌山市駅と和歌山駅を結ぶ紀勢本線でIC乗車券やIC定期券が使えるようになります。

新しい駅施設は平屋建てで、オープンカウンターがある係員窓口や券売機のほか、トイレやコンビニエンスストアが設けられます。また改札の外にATM=現金自動預け払い機やコインロッカー、自動販売機が設置されます。

改札口が1階に移ることで、紀勢本線の2番線、加太線の3番線、難波方面の特急が発着する4番線へは階段などを上り下りすることなく利用できます。これ以外のホームには、駅構内から跨線橋で移動します。なお、南海とJRの改札口と券売機はそれぞれ分けられ、駅構内に南海とJRの連絡改札口が設けられます。

あわせてこの日から、JR西日本のICカードICOCA(イコカ)が紀勢本線の和歌山と紀和(きわ)、それに和歌山市の3つの駅でサービスを始め、和歌山市駅を接続駅とするIC連絡定期券も発売されます。

南海電鉄によりますと、今回の駅施設の供用開始で第1期工事は完了します。今後、駅ビルなどを解体し、ホテル棟や商業棟、和歌山市民図書館などが入る公共施設棟、それに駐車場棟を建設することにしていて、2020年(平成32年)3月の完成を予定しています。

ところで、新しい駅施設開業に伴い、1975年(昭和50年)から親しまれてきた「南海そば和歌山店」は今月6月末で閉店します。JR和歌山駅ホームにあった立ち食いそば店もすでに撤退していて、県内の「駅そば」が姿を消すことになります。