第1回有田川渇水対策連絡会議・10%取水制限へ

2017年06月19日 19時52分 ニュース, 政治, 社会, 経済

雨の量が少なく有田川(ありだがわ)上流の二川(ふたがわ)ダムの貯水量が下がり、渇水のおそれがあるとして、流域の治水や利水、漁業関係者らで構成する「有田川渇水対策連絡会議」の第1回会合がきょう(19日)開かれ、ダムの放流量の減少や、農業用水と工業用水の10%の取水制限などを決め、流域の住民に節水を呼びかけることになりました。

和歌山県有田振興局によりますと、有田川の流域では雨の少ない状態が続き、きょう午前9時現在の二川ダムの水位は183・44メートルまで下がっていて、このままでは、発電に必要な最低限の水位となる179・4メートルに達するおそれがあります。

これを受け、県と関西電力、それに地元の漁協や水道事務所などの関係者が、きょう午前10時半から連絡会議を開き、ダムの放流を毎秒3トンから2トンに減らし、あさって(21日)の午後6時から有田川町の小水力発電所の発電を停止し、その6時間後の22日午前0時には、関西電力岩倉(いわくら)発電所の発電を停止することが決まったほか、22日の午前10時からは、農業用水や工業用水、上水(じょうすい)の取水量を10%減らし、流域の住民に節水を呼び掛けることも決まりました。

有田振興局によりますと、会議の決定通りに行われた場合、有田川の取水制限は2013年8月以来、およそ3年10か月ぶりとなります。