紀伊半島知事会議・田辺市で開催

2017年07月07日 18時51分 ニュース, 交通, 政治, 社会, 経済

紀伊半島に位置する和歌山・奈良・三重の県知事が共通する課題について話し合う紀伊半島知事会議が、きのう(6日)の午後、田辺市で開かれ、林業振興や大規模災害対策などについて意見が交わされました。

28回目を迎えたことし(2017年)の紀伊半島知事会議は、きのうの午後1時過ぎから田辺市新庄町(しんじょうちょう)の県立情報交流センター「ビッグU」で開かれ、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事と、奈良県の荒井正吾(あらい・しょうご)知事、それに三重県の鈴木英敬(すずき・えいけい)知事が、およそ2時間にわたって意見交換しました。

この中で、林業振興について奈良県の荒井知事がスイスの先進事例を紹介し、土砂災害を防ぐための間伐の方法などを知る専門家を育成する「フォレスター制度」をモデルに3県で研究を進めることなどを提言したのに対し、仁坂知事と三重県の鈴木知事も賛同し、合意しました。

大規模災害対策については、紀伊半島大水害以降、国が設置した熊野川の総合的な治水対策協議会の内容を踏まえて、引き続き3県で情報交換を行い、国に早期の対策を要望することで合意しました。

このほか、紀伊半島一周道路や五条新宮(ごじょうしんぐう)道路などを含む「紀伊半島アンカールート」の整備促進を引き続き国に要望することや、リニア中央新幹線の三重・奈良ルートによる東京・大阪間の全線開業を目指して今後も連携していくことなども確認しました。