「明日の和歌山市を築くジュニア会議」(写真付)

2017年08月04日 19時49分 ニュース, 政治, 社会

和歌山市内の中学生が「ジュニア議員」となって、市長らと様々な課題について議論を交わす「明日の和歌山市を築くジュニア会議」が、きょう(4日)和歌山市議会議場で開かれました。

きょうのジュニア会議のもよう(8月4日・和歌山市議会議場)

これは、次の世代を担う子どもたちに和歌山市政への関心を高めて貰おうと、和歌山市が毎年夏休みに行っているもので、ことし(2017年度)は、和歌山市立の中学校と義務教育学校18校から選ばれた生徒71人が「ジュニア議員」となって、市議会の議場で尾花正啓(おばな・まさひろ)市長をはじめ市の幹部職員に対して、身の回りの様々な課題について本物の市議会と同じように一般質問しました。

ジュニア議員の一般質問に答弁する尾花市長

このうち、伏虎(ふっこ)義務教育学校の土生陽香(はぶ・はるか)さんは、道路の新設が和歌山市の衰退につながらないか、当局の考えをただしたのに対し、尾花市長は「大阪の商業施設に人が流れるストロー現象といった負の側面もあるが、生活の利便性向上や産業の振興、災害時の緊急路としての役割も果たすと考える。道路整備の効果を様々な局面で最大限に発揮できるよう、行政だけではなく、市民の協力も必要だ」と答弁しました。

このほかジュニア議員からは、災害時の避難場所や耐震化についてや、プラスチックゴミの分別廃止の理由について、IR誘致の利点と問題点についてなど、市議会議員顔負けの本格的な一般質問が相次ぎ、傍聴席の保護者らを感心させていました。

市議会の古川議長(左)から任命書を受け取る東中学の中村迪耶くん(右)

議事の進行は、東(ひがし)中学校の中村迪耶(なかむら・みちや)くんら4人の正副議長が滞りなく務めました。

尾花市長はジュニア議員たちに「これを機に議会や行政を身近に感じてもらい、明日の和歌山市を築くきっかけにして欲しい」とエールを送りました。