紀の川市と近畿運輸局、公共交通の課題解決へ協力(写真付)

2017年08月04日 19時50分 ニュース, 交通, 政治, 社会

効率的で持続可能な地域の公共交通網を整備するため、紀の川市と近畿運輸局がきょう(4日)「地域連携サポートプラン協定」を結びました。

協定書を交わした中村市長(左)と北寺支局長

近畿運輸局は、昨年度(2016年度)から管内の自治体の公共交通の見直しをサポートする取り組みを行っていて、昨年度は橋本市を含む2府4県の7市と協定を結びました。きょう午前、紀の川市役所で行われた協定の締結式で、紀の川市の中村愼司(なかむら・しんじ)市長と和歌山運輸支局の北寺康人(きたでら・やすひと)支局長が協定書に調印しました。

紀の川市には、市や民間が運営している地域巡回バスやコミュニティバスあわせて4路線が走っていますが、人口の減少でバスの乗車率が伸び悩む中、重複しているルートの解消や市民のニーズに合ったルートの策定が課題となっています。

今後は、事業者へのヒアリングなどで課題を整理し、有識者を交えた意見交換やワークショップを経て近畿運輸局が、今年度末(2017年度末)に課題の解決に向けた「提案書」を紀の川市に交付します。これを受けて紀の川市は、効率的で持続可能な公共交通網を整備する「地域公共交通網形成計画」を来年度中(2018年度中)に策定し、国土交通大臣に提出する予定です。

中村市長は「公共交通は、通勤や通学をはじめ自家用車を運転できない高齢者の移動手段として市民の日常生活を支えている。紀の川市に合った地域公共交通網を目指して後押しをお願いしたい」と挨拶し、北寺支局長は「課題の解決に向けて現地の実情を把握し、連携して進んでいきたい」と話しました。