和歌山県総合教育会議(写真付)

2017年09月07日 20時02分 ニュース, 政治, 社会

和歌山県の学力や学習習慣などについて、県の行政と教育委員会のトップや教育委員らが意見を交換する、今年度(2017年度)の和歌山県総合教育会議が、きょう(7日)午後、和歌山県庁北別館で開かれました。

きょうの総合教育会議のもよう(9月7日・和歌山県庁北別館)

会議には、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事と県教育委員会の宮下和己(みやした・かつみ)教育長、それに県教育委員らが出席しました。

きょうの会議では、ことしの全国学力テストで、和歌山県の総合順位が小・中とも全国平均並みに持ち直したしたことを出発点に、改めて課題として浮かび上がった、小・中学生の家庭学習の習慣や、読解力・読書量の不足にどう取り組むかを中心に議論が交わされました。

牧野教育企画監

この中で、県教育委員会の牧野行治(まきの・こうじ)教育企画監は、150校におよぶ学校現場の視察を経た感想として「知識を定着させることが物凄く下手な印象だ。算数や漢字のドリルなどを、もっと活用すべき。学力テストは授業の改善が目的であることをもっと教職員と管理職は認識すべき」と提言しました。

仁坂知事

仁坂知事は「宿題を繰り返しやってもらうことで、習熟度を上げることが大事だと思う。家庭も、学力の向上を学校や学習塾に丸投げしていてはいけないのではないか。読書も、有害でない本を子どもに何でも好きに読んでもらい、友達同士で読書量を競ったり、クラスで直接好きな本のことを発表する仕組みを作って、大人が褒めてあげたり、幼少時の読み聞かせの時間を大切にしたら良いのではないか」と述べました。