山本化学工業が試験製造再開

2017年09月07日 20時02分 ニュース, 政治, 社会

解熱鎮痛剤の原料に中国製の薬品を無届けに混ぜて出荷したなどとして、和歌山県から業務停止命令と業務改善命令を受けていた和歌山市の原薬メーカー・山本化学工業が、きょう(7日)一部の製品の試験製造を再開しました。

県などによりますと、山本化学工業は、法で定められた届け出をせずに、アメリカ産の原料から製造した風邪薬の成分・アセトアミノフェンに値段の安い中国製のものを混ぜていたほか、抗てんかん薬の成分「ゾニサミド」の製造でも、届け出をせずに使う薬剤を変更していました。

県・薬務課では、山本化学工業に、ことし6月、業務停止命令と業務改善命令を出し、責任の明確化や再発防止に向けた体制の立て直しなどを盛り込んだ改善計画書を示すよう求めていました。

再開に当たって県・薬務課は「改善計画書のとおりに製造が可能か、少なくとも複数週にわたって立ち会って確認し、問題が無ければ、出荷が再開される見込み」と話しています。