精神発達障害者しごとサポーター養成講座(写真付)

2017年09月13日 18時42分 ニュース, 社会

精神障害や発達障害がある人が働きやすい職場を増やすため、和歌山労働局はきのう(12日)、障害者への理解がある「サポーター」を養成する講座をはじめて開きました。

きのう、和歌山市黒田の和歌山労働局で開かれた養成講座には、和歌山労働局の職員や県内の企業の担当者らあわせて26人が参加しました。講座では、和歌山公共職業安定所の「精神障害者雇用トータルサポーター」の中北千寿(なかきた・ちづ)さんが、障害の種類や特性、それを踏まえた接し方などについて講演し、「障害者への接し方に正解はないし、どのような仕事が適しているかは個々人で異なる。時間をかけて相手を知り、障害者も健常者も居心地の良い職場にしてほしい」と呼びかけました。

参加した、「トランスコスモス シー・アール・エム和歌山」人材開発グループの笹井有香(ささい・ゆか)さんは「職場には障害のある社員が3人いて、定着しています。色々な事例を聞くことができたので、今後、新しい人を受け入れる際に活用してその人に合った環境を整えたい」と話していました。和歌山労働局・職業対策課の加茂克巳(かも・かつみ)課長は「事業所や一緒に働く人の理解が障がい者の就職や定着に繋がる。障がい者がいて当たり前という職場がさらに増えてほしい」と話していました。

和歌山労働局によりますと、全国で障害者を雇用している事業者の数は去年まで13年連続で増えていて、ハローワークを通した障害者の就職件数は去年(2016年)、9万3000件あまりで、10年前の2倍以上となり、中でも、精神障害者の就職件数は10年前の6倍以上になっています。この講座は、今月28日に田辺市でも開かれます。