湯浅町の伝建地区に古民家改装の宿泊施設「千山庵」オープンへ

2017年09月14日 19時12分 ニュース, 社会, 経済

古い街並みが魅力の湯浅町(ゆあさちょう)の伝建(でんけん)地区に、築150年の古民家を改装した一日一組限定の貸切宿泊施設「千山庵(せんざんあん)」が完成し、今月(9月)28日にグランドオープンします。

これは、有田(ありだ)みかんなど地元の特産品の通販サイト「紀伊国屋文左衛門本舗」を運営している、湯浅町(ゆあさちょう)の株式会社「とち亀物産」が湯浅町の公募で選定され、伝建地区の新しい滞在拠点にしようと、空き家となっていた、江戸末期から明治初期にかけて建てられたとされる、築およそ150年の古民家を改装したものです。

屋号は、みかん船の逸話で知られる湯浅出身の豪商・紀伊国屋文左衛門の俳号「千山(せんざん)」に由来し、格子窓(こうしまど)や天然の木材を使った梁(はり)、しっくいの壁など伝統を感じさせる外観と、無垢(むく)のフローリングのベッドルームや、高級旅館を思わせる石造りの浴室など、贅沢な内装が調和しています。

宿泊客は一日一組限定で、建物は丸ごと貸し切りとなり、贅沢な和の空間が楽しめます。

グランドオープン初日となる今月28日の午前11時から、千山庵でオープニングセレモニーが開かれ、湯浅町の上山章善(うえやま・あきよし)町長や、湯浅観光協会の前田芳宏(まえだ・よしひろ)会長らが出席してテープカットを行う予定です。

とち亀物産の上野真歳(うえの・まさとし)社長は「伝建地区に新たなコミュニケーションが生まれ、観光活性化につなげられたら」と話しています。