交通安全実験見学会(写真付)

2017年09月23日 19時38分 ニュース, 事件・事故・裁判, 交通

車や自転車による事故を再現して交通事故の恐ろしさや交通安全の大切さを学んでもらう見学会が、きょう(23日)海南市の自動車教習所で行われました。

エアバッグについて解説する應矢さん(左)

これは、今月(9月)21日から始まった秋の全国交通安全運動にあわせて、海南地区・地域交通安全活動推進委員協議会や海南警察署などが開いたもので、きょう午後、海南市且来(あっそ)の「ドライビングスクールかいなん」の教習コースで行われた見学会には、地元住民らおよそ150人が参加しました。

見学会では、海南地区・地域交通安全活動推進委員協議会の委員で自動車整備工場を経営している應矢文彦(おおや・ふみひこ)さん56歳が解説しながら、車のエアバッグを作動させ、エアバッグが大きな音を立てて破裂し白い煙が立ち込めると、参加者から驚きの声が上がりました。

参加者は興味津々

続いて、道路上に置いた自転車に車が時速20キロでぶつかり、自転車がおよそ15メートル飛ばされる様子や、直進する車と右折する車が出合い頭に衝突する様子を次々と再現していきました。さいごに、カメラで人や車を感知して自動でブレーキをかける「ブレーキアシスト機能」も実演され、参加者も車に同乗して自動ブレーキを体験していました。

自動ブレーキの実演

海南市の82歳の男性は「エアバッグも自動ブレーキもはじめて見たのでとても良い経験になりました。40年無事故無違反ですが、年をとってきたので一層安全に気を付けて運転したい」と話していました。應矢さんは「技術は進歩しているものの、車を甘く見ると大きな事故に繋がることを知ってハンドルを握ってほしい」と話していました。

秋の全国交通安全運動期間中のきょうはこのほかにも、県内で交通安全を考えるイベントが行われました。

和歌山市西の和歌山交通公園では、台風の影響で延期されていた「交通事故をなくする県民運動推進協議会」主催の「交通安全フェアわかやま2017」が行われ、地元の保育園児が鼓笛演奏を披露したほか、子どもたちが、県警や和歌山電鐵、JR西日本などの職員の制服を着て写真撮影ができるコーナーや、安全な踏切の渡り方を学ぶ教室などが開かれ、多くの家族連れで賑わいました。

また、和歌山市のイオンモール和歌山では、みなべ町出身のモデル、松本舞(まつもと・まい)さんが和歌山北警察署の1日警察署長として買い物客らに交通安全を呼びかけたほか、交通事故や災害現場の写真や、パトカー、白バイの展示も行われました。

秋の全国交通安全運動は「子どもと高齢者の安全な通行の確保」や「高齢運転者の交通事故防止」、「夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止」などを重点に今月30日まで行われます。