消防車両の安全運転技能講習訓練(写真付)

2017年10月05日 19時38分 ニュース, 事件・事故・裁判, 交通

消防士が、消防車や救急車を安全に運転する技能を身につける訓練がきょう(5日)有田市の自動車学校で行われました。

消防車でS字クランクへ…

消防士が運転する消防車両は、種類によっては幅2メートル30センチ、長さおよそ7メートルと大きく、大量の水やホースを積むため総重量は1トン以上になります。有田市消防本部では、日頃から一般の道路で消防車両を運転する練習を行って運転技術を磨いていますが、今回はじめて自動車学校で訓練を行いました。

きょう午前、有田市港町(みなとまち)のソト浜(そとはま)自動車学校で行われた訓練には、有田市消防本部の消防士ら35人が参加しました。訓練でははじめに、ソト浜自動車学校の教官がデモンストレーションを行いながら、大きな車両同士がすれ違う時や右折や左折をする時の注意点を説明し、視覚に入ったバイクなどを巻き込まないよう注意を促しました。

続いて、防火服に身を包んだ消防士らが、消防車と救急車あわせて10台に分乗し、運転を交代しながら教習コースの道幅の狭いS字クランクや坂道での発進、コーンで囲った狭いスペースでの転回などに挑みました。

脱輪に気を付けて…

「タコ壺」で慎重に切り返し

運転する消防士は、脱輪しないよう目視で確認しながら慎重に運転していましたが、中には、わずかにコーンの縁を踏んでしまったり車体をぶつけてしまう車もありました。吉田順(よしだ・じゅん)消防士28歳は「狭い道で内輪差を考えたり、防火用の長靴なのでアクセルを踏むのが難しかった。まだ自分で運転して出動したことはありませんが、いざという時に安全な運転ができるよう心がけたい」と話していました。

有田市消防本部有田市消防署の梅本敦夫(うめもと・あつし)署長は「有田市は、国道42号以外では細い道も多い。市民のもとへ安全・確実にたどり着くために不慣れな若い隊員にも操縦技能を高めてもらいたい」と話していました。