万葉薪能 かがり火の中、和歌の浦で開催(写真付)

2017年10月09日 23時04分 ニュース, 社会

万葉の景勝地・和歌の浦で、かがり火の中、能や狂言を鑑賞する「和歌の浦万葉薪能」が昨夜(10/8)行われ、多くの市民が幽玄の世界を堪能しました。

喜多流能楽「花月」(2017年10月8日)

この薪能は、地元住民らでつくる和歌の浦万葉薪能の会が、和歌山市の片男波公園・特設ステージで毎年、開いているもので、今年で19回目でした。

今年の薪能では、大蔵流の狂言「因幡堂(いなばどう)」が演じられ、夫から離縁状を突きつけられた大酒飲みの妻が、薬師如来になりすまして夫に仕返しする様子に、観客席からは笑いが絶えませんでした。

大蔵流狂言「因幡堂」

このあと、喜多流(きたりゅう)の能楽「花月(かげつ)」が上演され、観客は、華やかに謡い舞う少年「花月」の舞台に惹きつけられていました。

ワークショップの成果を披露する中学生

また、きのうのステージでは、観世流能楽師の小林慶二(こばやし・けいじ)さんが7月からワークショップで指導してきた小中学生らも、この3か月間の稽古の成果を発揮して謡(うたい)や仕舞(しまい)などを披露し、観客から盛んな拍手を受けていました。